一人一台wifiを持つ時代が来る?

近年では、YouTubeに代表される動画視聴サービスの一般化、アプリヶ―ション利用の普及、音楽や書籍などの購入方法がリアル店舗からWebからのダウンロード形式へ移行していること、FacebookやLINE、Twitterなどの各種SNSのユーザー数拡大などがあり、これまでにない伸びでスマートフォンが急速に広まっています。しかし、このことで通信量が急激に増加し、場所や時間帯により安定した利用が難しくなったため、通信量を逃がす目的で、ビジネスユースが中心であったWiFiルーターに、個人利用が進むこととなり、以前はWiMAXとイー・モバイルが中心でしたが、大手携帯電話各社もWiFiルーターを積極的に展開するようになりました。また、通信規格の進化とともにWiFiルーター本体も進化し、今では下り最大100Mbpsをうたう機種もあり、固定通信と同等の速度で利用できます。しかし、WiFiルーターもスマートフォンと同様のネットワークを利用するため、ニーズの拡大に伴って結局は携帯電話各社のキャパシティを圧迫することとなり、スマートフォン、WiFiルーターともに、一定量を超えたユーザーに対しては、通信速度を制限する苦肉の策が取られています。また、iPhone5の登場によって「テザリング」機能が広く認知され、スマートフォン1台でWi-Fiルーターの代わりにもなるとして、今ではWiFiルーター以上に利用が急速に進んでいます。ただし、「テザリング」の通信量も先に記した通信速度の制限対象となるため、今後は固定通信の置き換え用途も含めたWiFiルーター併用派と、スマートフォン1台派に別れ、1人1台の時代はまだ少し先になりそうです。